2007年12月1日土曜日

いよいよ12月2日(日)上映会(調布)

12月2日(日)調布市たづくり映像ホール(京王線調布駅南口から徒歩4分)での上映はまだ残席があります。予約されていない方は少し早めにおいで下さい。hamadahideoeiga@gmail.comへご連絡いただければ確実です。

午前の部10:30〜12:00
◆「集団保育と幼児の発達」1975(19分)
 当時は3歳未満児を保育園に預ける是非が問われた時代(今は?)でした。集団保育が子どもの心理的発達に与える教育的意味を考えます。

◆「ちいさな芽生えを求めて
 〜重度心身障害児の意欲作りの試み〜」1979(28分)
 重度の障害児は義務教育の免除願いを出さなければならなかった時代。まったく反応の無かった子どもの手足が動き、表情が生まれるまでにどんな試みがなされたか。都立町田養護学校の挑戦のドキュメントです。    

◆「手作り遊びと子どもの手」1977(25分)
 当時、「子どもの遊びと手の労働」(あすなろ書房)という本が評判になりました。鉛筆が削れない、靴ひもが結べない子どもが問題になり始めた頃です。「子どもの遊びと手の労働研究会」(今もあります)の協力を得て、手作り遊びと子どもの発達を考えます。昭和30年代はじめの多摩地域の子どもたちの自然の中での遊びと生活(手伝い)も見られます。
  
午後の部13:30〜16:00
◆「砂利のふるさと」1957(15分)
 高度成長期の建設ラッシュを支えた多摩川の砂利採取。採掘跡の穴が競艇場になったのだそうです。歴史の断面を見る想いがします。

◆「草の根の人々〜砂川闘争の記録〜」1956〜1983(29分)
 米軍基地拡張反対闘争の記録「砂川は抵抗する」と、その25年後のドキュメントです。そのさらに25年後の現在を考えさせられます。
  
◆「若い心の詩」1957〜1969(55分)
 教育大学付属盲学校の小学生だった子どもたちが社会にでるまでの12年間の記録で、今も活躍しているシンガーソングライター長谷川きよしを中心に構成しています。障害者の映画ではなく、友情、青春、進路、そして教育がテーマです。

入場は無料ですが、記念誌(500円)をお求めいただければ幸いです。おまちしております。