2007年6月12日火曜日

6月17日は砂川闘争、そして子ども…


6月17日(日)の上映作品を紹介します。

■草の根の人びと
ー砂川闘争の記録ー 29分 1983
 1956年(昭和31)当時アメリカ空軍基地であった立川飛行場の拡張計画に反対する地元砂川町民の運動、いわゆる砂川闘争を浜田さんは8ミリフィルムで記録しました。これは朝日新聞主催第一回全日本小型映画コンクール第2位に入賞しました。砂川闘争はその後、法廷に持ち込まれ、拡張は断念されました。そして1968年には日本に返還され自衛隊に引き継がれました。
 映画は当時の8ミリに、25年後の1981年基地反対同盟代表宮岡さん宅の忘年会、翌1982年の宮岡さんの葬儀、そして同年5月の40万人反核大集会の記録を加えて、時は流れ人は変われど反核と平和を願う草の根の人々の意思は耐えることがないことを訴えています。

■からだ作りと子どもの心 30分 1980
 教育の現場で、子どもが朝からあくびをする、背中がぐにゃっとしているなど身体の異変が問題にされはじめた頃、早くからこの問題に取り組んでいた岐阜県恵那地方の学校や保育園、幼稚園を取材し、子どもの生活の変化と身体と心の関係から対応を考える映画です。文部省選定


■赤ちゃんの心を育てる
ー乳児集団保育の実際ー
25分 1984
 先に「集団保育と幼児の発達」1974を制作してから10年、対象を0歳児に限定して、保育現場の実際に即し、赤ちゃんへの関わり方の基本を具体的に理解させる映画です。保育者養成課程の学生の教材用として作られました。文部省選定

場所と時間はいつもと同じ、稲城市城山体験学習館、2時から上映開始です。お待ちしています。
浜田英夫のページに作品紹介のプレスシートを掲載しています。
尚、次回は7月22日(日)です。

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